［30代］目尻切開とタレ目形成術

2025.05.08

【施術前の悩み】 こちらのお客様は、つり目気味で少しキツく見られやすい目元の印象にお悩みでした。また、目の横幅がもう少し欲しい、そして全体的に優しい雰囲気にしたいとのご希望をお持ちでした。メイクでタレ目風に工夫されていましたが、すっぴんでも自然で柔らかな印象の目元になることを理想とされ、今回ご相談に至りました。特に「整形したと分かりやすいような、やり過ぎた変化は避けたい」という点を重視されていました。

【カウンセリングと施術方針】 カウンセリングでは、お客様の「やり過ぎず、でもしっかりと効果を実感できる、ちょうどいい変化」というご希望を最優先に、目尻切開で延長する幅と、タレ目形成で下まぶたを下げる角度をミリ単位で慎重にデザインしました。白目の見える範囲を効果的に広げつつ、あくまでお客様の元々の目の形を生かした自然な仕上がりを目指す方針としました。

【施術概要】 目尻の皮膚と結膜を切開し、目の横幅を外側に拡大する「目尻切開」と、下まぶたの外側を引き下げて白目の露出を増やし、優しい印象のタレ目を作る「タレ目形成（グラマラスライン形成）」を同時に行いました。この組み合わせにより、目のフレーム自体を広げ、より大きく、かつ柔和な目元を形成します。

【ドクターコメント】 術後1ヶ月が経過した時点での症例写真です。術後1ヶ月は、大きな腫れは落ち着いていますが、まだわずかなむくみや傷の赤みが残っている時期です。しかし、そのような状態であることを考慮しても、目元には目を見張るような『大変化』が現れています。

まず、術前と比較して白目の見える範囲が格段に広がり、目がひと回り以上大きくなった印象です。目尻切開によって目の横幅がしっかりと拡大され、タレ目形成の効果で下まぶたのラインが緩やかなカーブを描き、理想とされていた優しいアーモンドアイのシルエットが実現できています。お客様が懸念されていた「キツく見える印象」は大きく緩和され、非常に柔和で女性らしい雰囲気に変わりました。

特に注目すべきは、お客様のご希望であった「やり過ぎず、ちょうどいい感じ」の変化という点です。目を単体で見ると大きな変化ですが、お顔全体のバランスで見ると非常に自然に馴染んでおり、いかにも「整形しました」という不自然さは全くありません。

もちろん、これからさらに数ヶ月かけて、傷の赤みはより目立たなくなり、組織も完全に落ち着いて、さらに自然で完成度の高い仕上がりへと向かっていきます。プロクリニックでは、お客様一人ひとりの理想と、お顔全体の調和を大切にした施術を心がけております。この症例のように、確かな変化と自然さを両立させたいという方は、ぜひ一度ご相談ください。