二の腕の脂肪吸引、術後1ヶ月の経過は?腫れ・拘縮の変化と理由を医師が解説

「憧れの華奢な二の腕になりたい」と脂肪吸引をお考えの方にとって、術後の経過やダウンタイムは最も気になる点ではないでしょうか。特に「術後1ヶ月」は、見た目に大きな変化が現れると同時に、拘縮(こうしゅく)といった特有の症状が出始める大切な時期です。

この記事では、二の腕の脂肪吸引から1ヶ月後のリアルな経過、腫れや拘縮といった症状がなぜ起こるのか、そして本当の完成までの道のりについて、専門的な知見から詳しく解説します。

術後1ヶ月で見られる3つの主な変化

脂肪吸引から1ヶ月が経過すると、体には以下のような変化が現れます。これらは回復過程における正常な反応です。

1. 見た目の変化:大きな腫れが引き、細さを実感

術後すぐから2週間ほどは、手術による炎症で腕は強く腫れていますが、1ヶ月が経つ頃にはその大きな腫れが落ち着きます。これにより、吸引した脂肪の量が反映され、ご自身でも「細くなった」と明確に効果を実感できるでしょう。内出血も、この時期にはほとんど消えています。

2. 感覚的な変化:皮膚の硬さ・つっぱり感(拘縮)

この時期から本格的に現れるのが「拘縮(こうしゅく)」です。吸引した部分の皮膚が硬くなったり、腕を伸ばした際につっぱるような感覚を覚えたりします。触ると少し凸凹しているように感じることもあります。これは決して失敗ではなく、脂肪吸引が成功し、体が順調に回復している証拠です。

3. 傷跡の状態

脂肪吸引の際にカニューレ(吸引管)を挿入した数ミリの傷跡は、まだ赤みや色素沈着が見られますが、時間経過ととも徐々に薄く、目立たなくなっていきます。


なぜ「拘縮」は起こるのか?美しいラインを作るための治癒メカニズム

拘縮の症状に、ご不安を感じる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、これは脂肪がなくなった空間に皮膚をぴったりと癒着させ、たるみのない美しいラインを作り出すために不可欠な体の治癒反応です。

  1. 空間の発生:脂肪細胞が吸引され、皮膚と筋肉の間に空間ができます。
  2. 組織の修復:体はその空間を埋めようと、コラーゲン線維などを含む瘢痕組織を生成し、修復を始めます。
  3. 癒着と収縮:生成された瘢痕組織が収縮することで、皮膚が下の組織に引き寄せられて癒着します。この「引き締まる力」が、拘縮による硬さやつっぱり感の正体です。

この拘縮のプロセスを経て、皮膚は新しい腕のラインに沿って定着していくのです。


術後1ヶ月からの推奨ケア

拘縮を和らげ、より滑らかな仕上がりを目指すために、この時期からのセルフケアが効果的です。

  • マッサージ:拘縮で硬くなった部分を優しく揉みほぐすことで、血行が促進され、皮膚が柔らかくなりやすくなります。
  • ストレッチ:腕を伸ばしたり回したりする軽いストレッチは、つっぱり感の緩和に繋がります。
  • 保湿:皮膚が乾燥するとつっぱり感が増すことがあります。保湿クリームなどでケアをしましょう。

※マッサージやストレッチを開始するタイミングや方法は、必ず医師の指示に従ってください。


本当の完成は3ヶ月〜半年後。術後1ヶ月はまだ通過点です。

術後1ヶ月で得られる大きな変化は大変喜ばしいものですが、まだ完成形ではありません。 拘縮による硬さや若干の凸凹感は、術後3ヶ月から半年ほどの時間をかけてゆっくりと解消され、皮膚はさらに柔らかく、滑らかに引き締まっていきます。

焦らず、じっくりと理想のラインが完成していく過程をお待ちいただければと思います。

施術概要・料金

施術名二の腕の脂肪吸引
料金1部位:98,000~148,000円
モニター価格:39,800円(税込)
施術時間約2時間程度
持続期間一生
リスク・副作用内出血、腫れ、痛み、左右差、凹凸、アレルギー反応、血流障害、感染など

施術名脂肪豊胸
料金500,000円
モニター価格:二の腕や太ももの脂肪吸引と併用で案内
施術時間約1時間
持続期間定着すると一生
リスク・副作用内出血、腫れ、痛み、左右差、凹凸、アレルギー反応、血流障害、感染など

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