脱毛でよく聞く用語について

今回は脱毛でよく聞く用語について説明します✨


●毛周期とは?
→毛が生まれてから抜けるまでのサイクルの事です。
脱毛には「成長初期」「成長後期」「退行期」「休止期」があります。
その中でも脱毛する時におすすめの時期が「成長期」なんです!

「成長期初期」と「成長後期」では毛が積極的に生えますが、退行期で成長は止まり、休止期で抜けていきます。
毛周期は毛によって異なるためお顔や体の中でもどの時期に適しているのかバラバラです。
成長期の毛がどれなのか見た目で見分けることは難しく、全体の約20%は成長期といわれています。
そのため、1回の施術で20%の毛に反応していくので、複数回回数が必要という事なのです。
また、毛の毛周期は毛の濃さによっても異なります。濃いと長く薄いと短いです。
そのため手足等に比べて髭・脇・VIOは時間がかかってしまいます。

●蓄熱式とは
→弱い出力のレーザーを重ねてあてて、皮膚の表面に近いバルジ領域を狙い撃ちにする脱毛法です。バルジ領域は、毛母細胞に栄養を供給する役割を持ち、この部位を破壊することで脱毛につながります。脱毛器で皮膚をなぞるようにしてゆっくりとエネルギーを加えるため、急激な熱変性を避けつつ、毛の成長速度を遅らせる効果があります。毛が抜けるまでには3~4週間かかり、細い毛や産毛に対しても効果的で、広範囲の脱毛にも適しています。

●破壊式とは?
→毛を生み出す役割を持つ毛母細胞を狙い撃ちにする脱毛法です。1回の照射で高出力のレーザーを毛根に集中させ、毛根組織を即時に熱変性させることで、2~3週間の間に毛がポロポロと自然に脱落する特徴があります。特に、太く濃い毛や照射範囲が小さい箇所に対して高い脱毛効果を発揮するため、脇やVIO、髭等濃い毛の脱毛に適しています。

●レーザーの種類について
→当院では3種類の波長が混合されて施術することが可能です。
①アレキサンドライトレーザー(755nm):主にショット式脱毛に使われる波長。メラニン選択性が高く、毛根を効率的に加熱し、発毛にかかわる組織を機能的に破壊できます。皮膚への深達度が浅いので、他のレーザーに比べ疼痛が弱く、痛みを我慢できない患者様はごくわずかと言われています。ただし、蓄熱式脱毛と比較すると痛みは強い傾向にあります。
②ダイオードレーザー(800~810nm、940nm):ショット式脱毛器にも使われていますが、蓄熱式脱毛機のほとんどで使用されています。毛の中の毛包だけではなく、バルジ領域もターゲットとすることができます。蓄熱式脱毛は、低フルエンスの毎秒10Hz程度の短い間隔でレーザーを照射することで、皮下のバルジ領域を含む毛包全体に熱を蓄積させて脱毛をします。疼痛が最小限という特徴があります。
③ヤグ(YaGレーザー)(1064nm): メラニンの影響を受けにくく、スキンタイプが濃い患者様や日焼けの可能性のある患者様でも、他のレーザーよりもリスクを抑えて脱毛照射をする事が可能ですが日焼けをしている患者様に対し、施術することは当院ではお断りしています。波長が長く皮膚内部に比較的深く到達するので、毛根が深い髭脱毛に有利と言われています。
背中の産毛脱毛においても、アレキサンドライトレーザーより減毛率が高いという意見もございます。硬毛化対策の波長としてもよく使用されます。皮膚の深くまでレーザーが到達するので、疼痛が強いとも言われています。

●硬毛化とは?


脱毛後に他の毛よりも太く硬い毛が生えてくる現象。脱毛することで起こる一つのリスク。
原因ははっきりしておらず、熱が中途半端にあたってしまい、発毛組織をはっきり破壊できなかったことで逆に刺激されて活性化されることが説としてあげられます。生き残った毛根は大きなダメージを受けており回復する過程で、傷を治すサイトカインが作用し、毛が太く硬くなるのではないかという説があります。大体1か月半~2か月経過した辺りででてくることがあります。
対応としては落ち着くまで施術するのを待つ、施術アプローチの仕方を変えるという方法があります。
もし毛が太くなったかな?というときは剃らずに一度診察して頂けたらと思います!

今回は脱毛に関する一般的なよく聞く用語についてでした。
当院での脱毛是非お任せください✨
ご予約はwebよりいつでもお待ちしております。

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