【鼻中隔延長術を徹底比較】ヒアルロン酸?軟骨移植?


短く見えてしまう鼻を長くしたい、正面から鼻の穴が見えるの状態を改善したい――。

鼻の印象を大きく変える鼻中隔延長術は、美容医療の中でも非常に人気の高い施術です。この「鼻中隔延長」には、メスを使わないヒアルロン酸注入と、半永久的な効果が期待できる耳介軟骨移植という、大きく異なるアプローチがあります。

本記事では、それぞれの施術の特性、メリット・デメリット、そしてどんな人に最適なのかを深く掘り下げて解説します。あなたの理想の鼻先を実現するための第一歩として、ぜひお読みください。

プロクリニックの鼻中隔ヒアルロン酸注入の症例(1か月後・正面)
【症例】鼻中隔へのヒアルロン酸注入により鼻先が引き締まり、鼻尖部の丸みが目立たなくなり、全体的にシャープな印象をもたらしています。

💡 徹底比較:鼻中隔延長術における「ヒアルロン酸注入」と「耳介軟骨移植」の違い

鼻中隔延長術を検討する上で、施術方法の選択は非常に重要です。持続性、ダウンタイム、期待できる変化の度合いなど、違いを明確に理解しましょう。

1. 施術のメカニズムと持続性

施術方法鼻中隔ヒアルロン酸注入耳介軟骨移植(外科手術)
施術方法鼻中隔の下部に硬めのヒアルロン酸を注入し、鼻先を支える柱を延長する。ご自身の耳介軟骨を採取し、鼻中隔軟骨に縫い付けて鼻先を物理的に延長・固定する。
持続期間約6ヶ月〜1年半程度。体内に吸収されるため効果は限定的。定期的な再注入が必要。半永久的。ご自身の組織を移植するため、生着後は効果が永続する。
期待できる変化ナチュラルな微調整向き。大きく鼻先を伸ばすのには限界がある。より確実で大きな変化が可能。細かなデザイン調整も可能で、軟骨の強度により鼻先をしっかり支えられる。

2. ダウンタイムと費用

項目鼻中隔ヒアルロン酸注入耳介軟骨移植(外科手術)
施術時間約10分〜20分。非常に短時間で完了する。約1時間〜2時間。軟骨採取と移植を伴うため、時間がかかる。
ダウンタイム非常に短い。注射跡や軽度の腫れ、内出血が数日〜1週間程度で治まる。周囲に気づかれにくい比較的長い。術後の大きな腫れや内出血は1〜2週間。完全に落ち着くまでには数ヶ月を要する。抜糸が必要
費 用比較的安価だが、効果を持続させるためには定期的な再注入にかかる費用が発生する。初期費用は高価だが、一度の手術で完了するため、長期的に見ると費用対効果が高い場合もある。

✨ あなたはどちら向き?施術別・向いている人

鼻中隔延長を検討する上での足掛かりとして、どういった方がそれぞれの施術を受けるのか、簡略化しつつまとめたものです。

まずはご自身がどちらに当てはまるのか、お悩みの度合いや仕上がりの面、ダウンタイムの期間などと照らし合わせてみてください。

💉 鼻中隔ヒアルロン酸注入がおすすめな方(切らない鼻中隔延長)

  • 「まずはお試しで」 鼻先の変化を体験したい、手術に踏み切る前にシミュレーションしたい方。
  • ダウンタイムを最小限に抑えたい方、忙しく長期の休みが取れない方。
  • 非常にナチュラルな微調整を希望しており、劇的な変化ではなく、顔立ちの変化をソフトに知りたい方。
  • 手術への抵抗感が強い方。

✂️ 耳介軟骨移植がおすすめな方(外科的鼻中隔延長)

  • より確実で長期的な効果(半永久的) を強く求める方。
  • 変化の度合いを大きくしたい方や、ヒアルロン酸注入では達成できない明確な変化を求める方。
  • ヒアルロン酸注入の継続的な再注入が面倒だと感じる方。
  • 鼻先の構造から根本的に改善したい方。

🎯 鼻中隔延長術が解決する主なお悩み

鼻中隔延長術は、鼻先を適切な方向(前方や下方)へ延ばすことで、以下のような具体的なお悩みを効果的に解決します。

  1. アップノーズ(ブタ鼻)の改善:正面から鼻の穴が目立ってしまう状態を、鼻先を下向きに延長することで改善します。これにより、鼻先の角度が理想的なバランスに近づきます。
  2. 短い鼻の改善:鼻先を前方に引き出すことで、鼻全体の長さを出し、顔面における鼻の比率を整えます。顔全体の印象が洗練された、大人っぽい印象になります。
  3. 他の施術との併用:鼻中隔延長術は、しばしば鼻尖形成術(団子鼻改善)、鼻プロテーゼ(隆鼻術)、鼻先ボトックスなどと併用されます。特に重度の団子鼻で鼻中隔延長で土台を安定させ、鼻尖形成でさらに繊細な形を追求するケースは非常に多いです。
プロクリニックの鼻中隔ヒアルロン酸注入の症例(1か月後・正面)
【症例】鼻中隔ヒアルロン酸注入により鼻先が下方へ延長され、鼻の穴の目立ちが改善し、立体的なお顔立ちへ変化しています。

🍡 団子鼻の改善には効果は見込める?

結論:度合いによるが、鼻尖形成が最推奨

鼻中隔延長術は、鼻先を高くすることで、鼻先の丸みが目立たなくなり、結果的にある程度の団子鼻に対してシャープさを出す視覚的効果は期待できます。

しかし、団子鼻の根本的な原因は、鼻先の脂肪の厚みや、鼻翼軟骨の開き・形態にあります。

  • 度合いの強い団子鼻:鼻中隔延長で鼻先を支えつつ、脂肪を除去するなど他の施術を組み合わせることで大きな効果が得られます。
  • 度合いの弱い団子鼻:鼻中隔を延長しても、丸みの原因である軟骨や脂肪の処理をしないと、期待するほどのシャープな変化を得られない場合があります。

団子鼻を本格的に改善し、永続的なシャープな鼻先を手に入れたい場合は、鼻尖形成術が総合的に見て最もおすすめとなります。


💎 堀りを深くしたい場合にも効果はあるのか?

鼻中隔延長の目的と隆鼻効果

鼻中隔延長術は、あくまで鼻先を前方・下方へ動かすことを主目的とした施術です。そのため、鼻の根元(鼻根部)から高さを出し、お顔の堀りを深くする(隆鼻効果) という点では、大きな効果は見込めません。

堀りの深さ、つまり鼻の付け根や鼻筋全体に高さを出したい場合は、以下の施術を検討されることを推奨いたします。

  • 鼻根ヒアルロン酸注入:手軽に鼻の付け根に高さを出し、彫りを深く見せることができます。
  • 鼻プロテーゼ(隆鼻術):鼻筋全体に高さを出し、半永久的な隆鼻効果と安定感のある土台を作ります。
  • 輪郭形成との組み合わせ:顔全体に立体感を出すためには、糸リフト脂肪吸引・注入などで輪郭や額のバランスを整えることも非常に有効なアプローチとなります。
プロクリニックの鼻中隔ヒアルロン酸注入の症例(1か月後・正面)
【症例】ヒアルロン酸注入により上向きであった鼻先が下方向へ自然に整い、鼻の穴の目立ちが軽減したことで、グレースなお顔立ちを導いています。

🩹 術後の生活:施術後どれくらいで鼻を噛むことができる?

施術方法によって注意期間は異なりますが、特にヒアルロン酸注入の場合、術後数週間は慎重なケアが必要です。

  • 【ヒアルロン酸注入の場合】
    • 術後3〜4週間程度は、注入したヒアルロン酸が完全に組織に馴染み安定するまでの期間です。
    • この期間中に同じ強さで鼻を噛んでしまうと、注入部位への圧力により出血を招いたり、最悪の場合ヒアルロン酸が周辺組織へ移動(拡散)したりするリスクがあります。
    • 鼻を噛む必要がある際は、ティッシュなどで優しく押さえる程度に留め、なるべく力を入れないように心がけてください。
  • 【耳介軟骨移植の場合】
    • 術後1〜2週間は腫れが強く、鼻を強くかむと痛みや出血の原因になるため避けるべきです。
    • 手術で移植した軟骨や縫合部分が完全に安定し、術前と同様の強さで鼻を噛めるようになるには、通常1ヶ月程度を目安としてください。

担当医師の指示に従い、術後の注意事項をしっかりと守っていただくことが、美しく安定した仕上がりへの近道となります。


当院では、患者様のお悩み、希望される変化の度合い、ライフスタイル(ダウンタイムの許容度)を総合的に判断し、ヒアルロン酸注入・耳介軟骨移植、そしてその他の併用施術の中から、患者様のご状況に沿った最適なプランをご提案いたします。

自身のお顔に適しているのか、またどちらを選べばよいのかお悩みの方は、まずはお気軽にカウンセリングにてご来院くださいませ。


施術概要・料金

施術名鼻中隔ヒアルロン酸
料金【韓国製ヒアルロン酸 1cc】
通常価格:60,000円
特別価格モニター:8,800円
【アラガン社製ヒアルロン酸 0.1cc】
通常価格:100,000円
特別価格モニター:5,000円
施術時間約10分
麻酔表面・笑気麻酔(任意オプション・別途料金)
リスク・副作用内出血、腫れ、チンダル現象、血流障害など
施術名鼻中隔延長(耳介軟骨)
料金通常価格:880,000円
施術時間約2時間程度
リスク・副作用鼻先の違和感、内出血、腫れ、痛み、発熱、軟骨のずれ、むくみ、傷跡、アレルギー反応、感染など

📞 ご予約・お問い合わせ

[電話番号] 0120-4545-23

[メールアドレス] info@pro-clinic.jp

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